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A面は1954年12月24日のいわゆる喧嘩セッションから 表題曲を2テイク。B面は1954年6月29日のセッションから4曲、5テイク。 かつては愛聴していたので少し聴き厭きたところもあったけど、 久しぶりに聴くとまたよろしい。 巷で言われているように確かに捨て曲のない傑作アルバムだ。 敢えて選ぶならA面の Bags Groove (Take 1)、 B面の……、いや選べないなぁ。
表題曲 Bags Groove はマイルスの端正なトランペット、 ミルト・ジャクソンのグルービーなバイブはもちろん、 モンクの変なピアノが素晴らしい。 素敵に変というか変に素敵。 モンクのピアノソロに限って言えば Take 2 の方がいいかな。 流れに乗り、突然立ち止まり、そして翻る。 零戦の木の葉落としか。 それに比べるとB面のホレス・シルバーは普通に (と言っても相当に) かっこいい。 ロリンズのテナーはその音が聴けるだけで嬉しくなれる。 なお、ベースのパーシー・ヒースは今年の 5 月に亡くなったそうだ。
さて、手元にあるLPの帯には「今や伝説となったクリスマス・イブ、 火花散るマイルスとモンクの激突が生んだ不滅のジャズ名盤!」って、 そりゃB面は関係ないぞ。 A面の表題曲にしたって、喧嘩したかどうかはさておき、 「僕がトランペットを吹くときは、バックでピアノを弾かないでね (趣意)」 というマイルスのお願いにここではモンクはちゃんと応えている。 これは同日の別セッションを収録した "Miles Davis and The Modern Jazz Giants" を聴けということか。 まぁ喧嘩云々はおいといて、ゆるりと聴いてもよろしいかと。
2005/07/28 (Thu) 01:48 | タグ: music miles