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最近同世代の友人が来宅したこともあって、 久しぶりに自宅のステレオで流行らない音楽ばかり聴いた。 おっとこんなアルバムも持っていたのかと自分でも新鮮だったりする。 iPod のおかげで多少忙しかろうとも音楽を楽しめるようにはなったが、 それでも腰を落着けないとなかなか聴けないものからは遠ざかったままだ。 とりわけいろいろ面倒なアナログ盤だと、 買ったはいいけどターンテーブルに載せたことがないものさえある。
さすがにこれはもったいないと思ったりしたので、 現時点で持っているものを少し計画的に聴いてみることにする。 何から手を付けようか迷ったが、 最近特に聴けていないジャズを、 マイルス・デイビスから聞き始めてみることにした。 彼のアルバムは有名なものなら人から借りたりしてざっと は聴いていたつもりだったが、オフィシャル盤だけでも 80 枚ほどあるようだ。 探してみると手元には 10 枚くらいしかないが、 これくらいなら計画倒れにならずに聴けるだろう。
さて、古いものから聴いていくということで、まずは Birth of the Cool を CD で聴いてみる。 買ったはいいけど最初の 2 曲と 10 曲目の Israel しか聴いていないという、 もったいないアルバムの代表格みたいなものだ。 しかし、実際通して聴いてみると意外に楽しい。 吹奏楽系は実は苦手なのだけども、 ホーンアンサンブルとほどよくちりばめられたソロとの組合わせはなかなか素敵。 お勧めは ④ Venus de Milo や ⑦ Godchild、 ⑨ Rocker あたりかな。 私の持っている CD だと最後に収録されている ⑫ Darn That Dream が ケニー・ヘイグッドのボーカルものであることを 今回ようやく知ったが、これも雰囲気があって悪くない。 一方最初に目を引いた ⑩ Islael は私にとっては結局今一だった。
全体として雰囲気があって楽しく聴けたこのアルバム。 吹奏楽系、あるいは古いジャズが好きな人にはもっと好まれるのかも。 そういった印象からすると、Birth of the Cool (クールの誕生) というタイトルは商業的なものなのかもしれないが、 もっと肩の力を抜いたものの方が気構えが要らない分 いいのかなと素人ながらに思ったりする。 ただ、このアルバムをそれなりに聴いた上で、 それでもお金を出して買うかと問われれば、私は……買わないかな。 時すでに遅しだけど。 また自力でもう一度聴くこともあと数年はなさそう。うむ。
なお、このアルバムは 1949年 あるいは 1950年の録音。 マイルスは 当時 22、23 才。 ここから Kind of Blue までで 10年、 Agharta までだと 25 年もある。 少しづつ聴いていこう。
2005/07/11 (Mon) 00:15 | タグ: music miles