yendo weblog


石和での研究合宿

2月26日から27日にかけて、とある研究所の研究合宿で山梨県石和へ。 私は「1930年代における平和主義 ―アインシュタインとロマン・ロラン―」との テーマで発表を行なった。 戦間期の平和主義がナチスの台頭や第二次大戦の勃発を促したとの論を 検討した上で、副題にあげた二人を中心に 1930 年代における平和主義の思想と運動の展開を追った。 質疑応答では、当時が狂気の時代であったことは考慮されなければならないとの 指摘をいただく。これまでの、そして現時点での平和主義の歩みを考える上で、 「苦渋」という言葉の重みについて考えさせられる。

「辛抱をして、未来を信じているほかありません。……人間はカタツムリのような 歩きかたをするのですから(ザリガニのように後ずさりをしているのでなければそ れでいいのです。)『それでもそれは動いている。』」

ロマン・ロラン: エリー・ヴァラック宛ての書簡 (1941/2/12)

他の発表は研究としての内容はもちろん、 心情的にもかなり刺激的だった。 議論も面白く、もう少し時間があったらと思ったが、 少し時間が足りないくらいがちょうどよいのだろう。 合宿の手配に携わってくださった方々に感謝。また次回が楽しみ。

2005/03/01 (Tue) 18:11 | タグ: diary


同じカテゴリの最新記事

  1. 転居
  2. 新選組ウォーク
  3. 日記始めてみました