
最近のスキャナには本体にいくつかのボタン (スキャナビボタン) があり、コピーや PDF 作成などの機能を呼び出せるようになっている。嬉しいことに GNU/Linux でも scanbuttond を利用すれば、スキャナ本体のボタンのプッシュ・リリースを検知し、 好みのアクションを実行できる。
ただ、私が最近購入した EPSON GT-S600 (あるいは GT-F650、Perfection V10/V100 PHOTO) は、この scanbuttond ではサポートされていなかった。 そもそも最近の EPSON スキャナは、以前のものとはプロトコルが違うらしい。 しょうがないので、新しいバックエンドを用意した。 これでちゃんと本体上の四つのボタンを区別して検知できている。 また、GT-S600 以外の最近の EPSON スキャナも、この辺りを見てゴニョゴニョすれば何とかなるかも。
アップストリームにはパッチを投げておいたが、 一応ここでもパッチと Debian パッケージを公開しておく。 完全無保証だがご関心のある方はどうぞ。 パッチの方は当てたら automake をお忘れなく。
ちなみに、この GT-S600 で書類をスキャンする場合、トーンカーブの調整は scanimage そのもので --(red|green|blue)-gamma-table `curve.pl 100 200` のようにして済ますのが楽。 また、スキャンした書類をそれなりに整形するには unpaper が便利。
2007/08/01 (Wed) 15:38 | タグ: computer scanner