
捨てる神あれば、拾う神あり。 長年使っていたマシンは死んでしまったが、 友人から CPU (Celeron 466MHz)、CPU ファン (リテール)、 メモリ (PC100 256+128MB)、マザーボード (SOYO SY-7VCA) を無期限で貸していただけることになった。 残りは ATX ケースだけ。 ATX 電源はましなものをなぜか一つ持っていたので、 ケースは安価なもの (Aopen KF48C) で済ます。 税込み 3,400 円。5/2 に購入し、 その日の晩に組み立てた。組み立ては ATX なのでとても楽。 BIOS の設定も特に必要ない。チップセットのサポートのために、 Linux カーネルの再構築だけはする。
なお、実際に使ってみると、 さすがに安いこのケースにはちょっとした不満も。 まず振動で天板がすこしビリビリいう。 また換気が悪いようでケース内温度が前のケースより 5 ℃高い。 取り付けた ATX 電源は温度センサーによってファンの回転数が 変化するタイプのものだが、今の時期でもすぐに回転数が上がり 少々うるさい。 相場の半額以下のケースだからまぁこんなものか。 また余裕ができたら手を入れよう。
この新マシン、使ってみると直ぐにその速さが体感できるほど快適。 X は立ち上げていないし、比較の対象があまりに古いマシンだったことはあるけど、 ひとまずサーバとして使うには十分すぎる。 スワップいらずで運用できるほど、メモリを十分積めることも効いている。 ブートも速いし、アプリケーションの動作も速い。 またディスクアクセスが速い。hdparm でテストしてみると 30MB/s は出ている。前のマザーボードでは、ATA 133 カードを介しても 20MB/s 程度だった。
さて、では当初の目的だった動的ウェブコンテンツの処理速度の向上は……、 ということで前回と同じ条件で調べてみる。 うむ。それなりに速い。一リクエストあたり 1 秒ちょいで処理している。 Pentium MMX 233MHz の約 2 倍、K6-2 400MHz の約 1.5 倍程度か。 一秒あたりに処理できるリクエスト数についてはグラフにしてみて、 ささやかながらご満悦。
とはいえ、たいして負荷の高くない個人用サーバで最も気になるのは、 速度よりも電気代 (あるいは騒音) ではなかろうか。 24 時間運転をするわけだから電気代もバカにならないし、 電気を使う分どうしても熱が発生し、それを冷やすためには騒音も出る。 Pentium MMX 233 MHz から K6-2 400MHz に CPU を変える際も、 電気消費量がほぼ変わらないであろうことは確かに魅力の一つだったのだ。
| CPU | 動作周波数 | TDP | TDP (Max) |
|---|---|---|---|
| Pentium MMX | 233MHz | 15.7W | ― |
| K6-2 (Model 8) | 400MHz | 10.85W | 16.9W |
| Celeron (Mendocino) | 466MHz | 25.7W | 26.8W |
80W 以上喰う最新の CPU に比べればかわいいものだが、 Mendocino コアの CPU はちょっと効率が悪い。 より性能の高い Coppermine コアの CPU は、 700MHz 程度でも TDP は 20W を切るし、 1,000〜3,000 円程度で手に入るようなので、 暇があったら CPU は変えてみようかしら。
なお、長い期間をかけて私を楽しませてくれた K6-2 は CPU ファンとと もに、いろいろなパーツを今回分けてくださった友人にもらわれていくことになっ た。結果的にはわらしべ長者気分。
2005/05/10 (Tue) 00:36 | タグ: computer k6