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Return to Forever 録音の一ヶ月後、1972年3月3日の録音。 メンバーは Chick Corea、Stanley Clarke、Airto Moreira に Tony Williams、曲目も La Fiesta など RTF や Light as a Feather とかぶるものも。 しばしスペインに住んでいた Stan Getz がアメリカに戻ったのが 1972年1月。 RTF の録音後なのかな、三週間ほどこのメンツでライブをしたそうだ。 RTF や Sweet Rain およびこのアルバムに収録された曲が演奏されたらしい。 このアルバムはこの一連のライブを経て録音された。
このころの Stan Getz を私はほとんど知らないのだけど、 このアルバムではハードにバリバリ吹いている。 全体としても音が多く、RTF なんかとは印象は結構違う。 リハーサルの時点でドラムを Airto Moreira から Tony Williams に変えたそうだが、Stan Getz の趣味なのか、その差が大きいのかも。 まぁ気合いの入った Getz を聞いてみたい人にはお勧め。 他のプレイヤーの演奏も素晴らしい。 Airto Moreira のパーカッションは少々うざったい気もするけど……。
ふと、 ジャズ・ディスコグラフィー・プロジェクト を見つける。 こういうまとまったデータベースは便利なのはもちろん、 斜め読みしているだけでも楽しい。 ここのデータによれば Stan Getz と Chick Corea の共演フルアルバムは 4 枚ほどあるようだ。 また、各年でのミュージシャンの年齢が分かるのも面白い。 月まではさすがに考慮してくれないので自分で調べたが、 Captain Marvel 録音時の1972年3月、 Stan Getz は45才、 Chick Corea は30才。若い。
2005/03/24 (Thu) 15:10 | タグ: music | 固定リンク
最近話題になっていた The Political Compass を試してみた。 いくつかの質問に答えることによって、 自分の政治的立場を判定してくれる。 should とか always といった表現があるゆえに どう答えるかが変わってくるような設問には悩むものもあった。 また、もし選択肢に「どちらとも言えない」があったら、 イイカゲンな私は少なくない設問にそう答えてしまいそうだった。
基準がよく分からないけど、私の場合、結果は経済的には気持ち左で、 社会的にはそれなりにリバータリアンらしい。 特段面白い結果でもないが、 結果云々よりも判定のためにどういう設問が用意されているのかや、 回答からどう計算されているのかの方が気になるかも。 この辺りについては The Political Compass の考察 (テストのバイアス) が詳しく検討をしている。 まぁ、血液型や星座よりはちょっと楽しい。 名刺に刷っておこうか :-)。
2005/03/09 (Wed) 01:21 | タグ: misc | 固定リンク
iPod 第三世代 20GB モデルを購入して一年以上経ったので、
何をどれくらい聞いたのか調べてみた。
iTunes を利用しているなら
"iTunes Music Library.xml" を調べればいいのだけど、
Windows を常用しない私は
gtkpod
を使っているので、直接 iTunesDB を Mac::iTunes
でパースしてから計算、集計した。
iPod 内の総収録楽曲数とその総収録時間をまずは計算してみた。これは iTunes なり gtkpod でももちろん分かるが、 計算が合っているのか確認の意味から。総収録楽 曲数は 4,163、総収録時間は 278 時間 19 分 19 秒と出た。時間に関しては gtkpod の表示とは多少異なるがこちらの方が正確なんだろう。
次に実際何時間再生したのかを計算してみた。各曲ごとに演奏時間とプレイカ ウントをかけたものを合計する。実総再生時間は 332 時間 11 分 51 秒。一日平 均一時間弱は聴いていることになる。バッテリが少しヘタってきているがあと一年 くらいは大丈夫かな。また未再生曲があと 1,028 曲もあるので、同じ曲を結構何 度も聴いているということになる。
つづいてどんな音楽をどれくらい聴いたのか調べようと思ったが、私の iPod でのジャンル分けはかなり恣意的で偏りがあった (Hardcore は Door Mat だけ! とか) ので、発 表年代別にそれも曲毎に集計してみる。その際発表年の記録のないもの、 Speech に分類されているニュースなどは除いた。
| 年代 | 楽曲数 | 未再生曲数 | 総収録時間 (a) | 実総再生時間 (b) | b/a |
|---|---|---|---|---|---|
| 1940 | 5 | 2 (40.0%) | 03 h 12 m 12 s | 03 h 04 m 31 s | 96.0% |
| 1950 | 151 | 43 (28.5%) | 15 h 35 m 33 s | 14 h 48 m 25 s | 95.0% |
| 1960 | 571 | 159 (27.8%) | 39 h 50 m 08 s | 38 h 49 m 34 s | 97.5% |
| 1970 | 1203 | 309 (25.7%) | 81 h 49 m 37 s | 90 h 26 m 27 s | 110.5% |
| 1980 | 813 | 244 (30.0%) | 60 h 46 m 24 s | 69 h 54 m 52 s | 115.0% |
| 1990 | 790 | 213 (27.0%) | 57 h 38 m 49 s | 62 h 23 m 08 s | 108.2% |
| 2000 | 345 | 58 (16.8%) | 26 h 30 m 19 s | 35 h 39 m 13 s | 134.5% |
収録曲数からすると 1970 年代野郎だということだけど、聴取率でいえば 2000 年代のを比較的よく聴いているようだ。こうしてみると、iPod の利益を被りがた いアナログ盤を除くという条件はあるが、iPod (あるいは iTunes) は手持ちの楽 曲データベースとしても面白い。 iTunesDB に再生日時の履歴は残らないが、 定期的にバックアップを取るならばいつ何を聴いたのかという記録にもなる。
なお、最近のiPod ファミリーでも iPod shuffle ではプレイカウントは記録できるらしいが、再生日時は記録できな いようだ。内蔵時計がないためか。これはちょっと残念。 最近 n 日聴いていない曲といったスマートプレイリストの利用ができない。 実際 iPod に相当数の楽曲を入れると特定の曲を探すのは面倒で、 スマートプレイリスト + シャッフルで聴くこ とがほとんどだった。(これはインターフェイスの問題もあるが、なにより私の記 憶力の問題だ。) こういう使い方が主ならば、iPod Shuffle でも十分っぽいのに……。 今思えば iPod mini が案外バランスがよいのかもとも思う。 しかし次にポータブルプレイヤーを買 うなら、オンラインストレージから直接再生できるものが欲しいかも。 いずれ iPod は Palm と同じ限界に直面するだろうし。
2005/03/03 (Thu) 18:35 | タグ: computer ipod | 固定リンク
2月26日から27日にかけて、とある研究所の研究合宿で山梨県石和へ。
私は「1930年代における平和主義 ―アインシュタインとロマン・ロラン―」との
テーマで発表を行なった。
戦間期の平和主義がナチスの台頭や第二次大戦の勃発を促したとの論を
検討した上で、副題にあげた二人を中心に
1930 年代における平和主義の思想と運動の展開を追った。
質疑応答では、当時が狂気の時代であったことは考慮されなければならないとの
指摘をいただく。これまでの、そして現時点での平和主義の歩みを考える上で、
「苦渋」という言葉の重みについて考えさせられる。
「辛抱をして、未来を信じているほかありません。……人間はカタツムリのような 歩きかたをするのですから(ザリガニのように後ずさりをしているのでなければそ れでいいのです。)『それでもそれは動いている。』」
ロマン・ロラン: エリー・ヴァラック宛ての書簡 (1941/2/12)
他の発表は研究としての内容はもちろん、 心情的にもかなり刺激的だった。 議論も面白く、もう少し時間があったらと思ったが、 少し時間が足りないくらいがちょうどよいのだろう。 合宿の手配に携わってくださった方々に感謝。また次回が楽しみ。
2005/03/01 (Tue) 18:11 | タグ: diary | 固定リンク
Firefox の拡張 Copy URL+ は便利そうだけど、 コピーした内容を Emacs に貼り付けることができないでいた。 クリップボードがらみなんだろうと思ってはいたけど、ふと 「GTK2(?) は X とは別に(??) クリップボード領域を持っているらしい?」から "Re: emacs doesn't use the X clipboard" という記事を見つける。なるほど。 ひとまず C-M-y でクリップボードから yank できるようにしてみる。
(global-set-key "\e\C-y" 'clipboard-yank)
2005/02/23 (Wed) 00:39 | タグ: computer firefox | 固定リンク
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第一次大戦への米国参戦を決定づけた暗号をめぐる駆け引き、 太平洋戦争中に米軍で利用されたアメリカ原住民ナヴォホ族の言語による暗号、 ヒエログリフや線文字 B といった失われた古代文字の解読など、歴史や国際関係 といった観点からも面白い。というより歴史や国際関係という観点からこそ読んで おいた方がいいと言うべきか。 歴史上暗号利用における優勢は戦略的に相当に重要だったのだから。
また、暗号が解読されてもそのことは秘密にされてきたこと (解けないと言わ れていることに安心しちゃダメ)、強固そうな暗号が人を安心させるとともに思わ ぬ落とし穴になること (背後にも気を付けよう)、暗号自由化の問題は大衆が恐れ るのが政府なのか犯罪者なのかによって揺れるであろうこと (自由の管理は誰の手 に?)、などに関する話題も興味深かった。ただ、注や参考文献一覧がないのは原著 もそうなのかもしれないけど残念。
今さらだけど、暗号規制とセットになっていない 通信傍 受法って実際の成果はどうなっているのかな。 調べてみるとその第二十九条に従って傍受に関する公表 (例) がされているが、これだけでは当該被疑者の検挙が 傍受の成果なのかどうかはちょっと分からない。 また傍受した内容が暗号だった例があるのかについても分からない。 なお、傍受した通信が暗号で解読できない場合は、 第二十二条第二項第二号によってその通信の内容は記録されるけど、 その記録は第二十九条の公開項目からは外されている。 うーん。いずれにせよ 通信傍受法は将来の暗号規制の布石としても 必要な一段階ということなんだろう。
外国語による通信又は暗号その他その内容を即時に復元することができない方 法を用いた通信であって、傍受の時にその内容を知ることが困難なため、傍受すべ き通信に該当するかどうかを判断することができないものについては、その全部の 傍受をすることができる。この場合においては、速やかに、傍受すべき通信に該当 するかどうかの判断を行わなければならない。
犯罪捜査のための通信傍受に関する法律 第十三条第二項
現在一般的な暗号は少なくとも速やかに解くことはできないけど……。 結局布石ということなら、暗号を使わない普通の人にとっては、 相対的に今はより損な段階だということか。
2005/02/19 (Sat) 22:34 | タグ: book | 固定リンク
気付いた範囲で適当に調べてみた。
| サービス名 | フィードの種類 | 要約 | 記事全文 |
|---|---|---|---|
| Ameba | RSS 1.0 | description | なし |
| はてな | RSS 1.0 | description | なし |
| 楽天 | RSS 1.0 | description | なし |
| so-net | RSS 1.0 | なし | description (text/plain) |
| MSN | RSS 2.0 | なし | description (text/html) |
| Yahoo! | RSS 2.0 | なし | description (text/html) |
| EXCITE | RSS 2.0 | なし | description (text/html) |
| Atom | なし | content (text/html) | |
| tDiary | RSS 1.0 | description | content:encoded (text/html) |
| livedoor | RSS 1.0 | description | content:encoded (text/html) |
| Atom | summary | content (text/html) | |
| TypePad | RSS 1.0 | description | content:encoded (text/xhtml) |
| Atom | summary | content (application/xhtml+xml) | |
| Nifty | RSS 1.0 | description | content:encoded (text/html) |
| Atom | summary | content (text/html) |
最初の三つは無難。RSS 1.0 で description に適切な要約のみ。 とても清々しい。 次の四つは description に記事を全文投げ入れているけど、これは横着。 RSS 1.0 はともあれ、RSS 2.0 を使うならそんなこと気にしないのかな。 さらにこれらの RSS 2.0 ものにはいずれにもタグ付きテキストが投げ込まれている。 最後の四つはフィードでの全文配信はどうも…… と腰が引けたりしないなら妥当なものだろう。 かつ Atom を配信するものもある。フィード配信に限って言えばこの四つか。 TypePad と Nifty (これも TypePad ベース) は有料だっけ。 livedoor は著作権がらみの心配が残る。 tDiay はレンタルできるところあるのかな。
なお、フィードの (特に全文) 配信については、 それによって元ページへのアクセス数が 減るのではないのかと普通は思うし、実際のところも大抵はそうだろうと思う。 ただ、あくまで元ページへのアクセスに拘ったとしても、 フィードの (リッチな) 配信によって 結果として元ページへのアクセス数が増えるのではとの見方 ( 「RSSフィードはウェブ広告にとって善か悪か」) もある。 ウェブでの広告収入はずいぶん一般的なものになってきたが、 これに限って言えば広告込みで配信するという方向もある。 もちろん、多くの人に文章を読んでもらうことにこそ目的があるのなら アクセス数云々はあまり重要ではないというどころか、 RSS フィードが一人歩きしだすような状況こそ 目指した方がいいのかもしないけど。 これについてはちょっと古い記事だがはてな 代表の指摘は興味深い。
2005/02/16 (Wed) 00:15 | タグ: computer | 固定リンク