
Clie を買い、久しぶりに HotSync が出来るようになったので、 Debian/GNU Linux 上で HotSync ボタン一つで HotSync 出来るように設定をしてみた。 HotSync そのものには J-Pilot 付属の jpilot-sync を使う。 かつてこの設定を行なったことはあったのだが、 半年も HotSync 出来ない間に udev やらの変更があったようで若干手直しが必要だった。 例えば、以前は hotplug というパッケージがあったがいつの間にか消えていた。 今は udev で一括して管理するようになっているようだ。
あらかじめ /etc/udev/udev.rules の KERNEL の指定を直しておく。 Debian の udev 0.076-3 だと KERNEL=="ttyUSB*" となっているが、 これだと ttyUSB0 に pilot への symlink が張られてしまうことがある。
BUS=="usb", KERNEL=="ttyUSB[13579]", SYSFS{product}=="Palm Handheld*", \
SYMLINK+="pilot"
そして、/etc/udev/rules.d/custom.rules というファイルをでっち上げ、以下を記述する。 SUBSYSTEM の指定がないと、二つの tty 向けを含めて三重にスクリプトが呼ばれてしまうようだ。 それゆえ、/etc/udev/udev.rules の記述とは別に用意してみた。
SUBSYSTEM="usb_device", SYSFS{product}=="Palm Handheld*", RUN+="/etc/hotplug/usb/clie"
実際に呼ばれるスクリプトは、以前 「USB をシリアルコンソールに」を参考にして良く調べもせず適当に用意したものを、 /etc/hotplug/usb/clie として使い回した。 PAM がらみの問題があるとかないとかいう話もあったようだが、 私の環境では問題ないようだ。
#!/bin/sh
if [ "${ACTION}" = "add" ]
then
su yendo -c jpilot-sync
if [ "X$REMOVER" != "X" ]
then
echo '' > $REMOVER
echo '#!/bin/sh' >> $REMOVER
echo 'killall jpilot-sync' >> $REMOVER
chmod +x $REMOVER
fi
fi
exit 0
ただ、もうこんな記述はいらないかもしれない。 もう面倒なので確認していないが、udev の rules に、 RUN+="su yendo -c jpilot-sync" とだけ書いても 大丈夫なのかも。
結局 udev については面倒くさすぎてまともにマニュアルを読んでいないけど、 「udevルールの書き方」 は参考になるかも。 ようやく HotSync は Windows 並にまでなった。はぁ、しかし面倒くさい。 gnome-volume-manager あたりが面倒を見てくれないかな。 HotSync という概念そのものが obsolete になってくれてもいいけど。
2006/01/16 (Mon) 23:16 | タグ: computer jpilot palm | 固定リンク
ずいぶん悩んだが SONY 製 Palm の CLIE T600C を 8,980 円で中古で購入した。 今まで使ってきた Palm (Handspring 製の Visor) が不調で PC とのデータの同期 が出来なくなり、半年経ったからだ。 PC とデータの同期ができないという Palm にしては最大級の不具合は、 Palm が壊れたら PC に転送されていないデータの消滅をもたらしかねない。 その心配からはようやく解放された。
私は 2000 年秋から Palm を使ってきた。もう丸 5 年になる。 最初は Handspring 製の Visor Delex を、途中 Palm 製の m500 を使ったが、 m500 の液晶を壊してからは再び Visor を使ってきた。 いわゆる PDA に分類される Palm だが、 携帯電話を持っていなかった :-) ころは、電話帳として役立った。 いろいろ問題はあるけど、予定管理もこれで行なってきた。 コンピュータ上のデータを手軽に持ち運ぶには、 PDA はまずまずの選択肢だった。
しかし、そこそこの機能を持つ携帯電話が登場すると、 Palm はかなり見劣りするようになった。 PC と連携できる携帯電話などは実質 PDA だ。 こうなると、通信機能がスマートに装備されていない 従来型 Palm は、 かつてのスタンドアローン PC に毛の生えたものに感じられてしまう。 もちろん米国なら Palm ベースのスマートフォンがある。 しかし、期待は捨てきれないが、日本ではまず販売されないだろう。
一方、Windows Mobile ベースならようやく W-ZERO3 が出た。 PDA 使いにはかなり魅力的だし、実際相当売れているようだが、 Palm を使ってきた私にはデジタルデータ以外の資産は使い回しがきかない。 5 年も使えばノウハウやソフトウェアなどいろいろ蓄積がある。 以前なら新しいオモチャと思って遊べたが、今はそういう熱もない。 これはその他の高機能携帯ならもっと当てはまる。 携帯電話の端末を買い換える度に使い方を再度覚えないといけないのは、 携帯電話に電話機以上の機能を求めるなら、学習コストがかかりすぎる。 とりわけ Windows ではなく GNU/Linux を常用する私の場合、 PC との連携を考えるとこのコストは大変なものになる。
とはいえ、さすがに紙の手帳に戻ることはできない。 PDA はどう便利なのかとたまに尋ねられるが、 紙の手帳と比べた最大の利点はデジタルデータゆえに検索ができることだと思う。 ……とかいうことで、通信機能は諦め、結局もう一度 Palm オーガナイザーを入手することにした。 これで数万円とか言うのだとなんだか馬鹿馬鹿しいが、 まぁ 1 万円しないのだし。
確かに Palm は日本では商業的には死んだプラットフォームだ。 久しぶりに Palm 関連の情報をウェブで探して、改めて思い知らされた。 いくつものウェブサイトや、ソフトウェアの更新が停滞していた。 SONY のデベロッパーズサイトは閉鎖され、SDK や資料が入手できなくなっていた。 よりクローズドなプラットフォームやソフトウェア文化は、こうなると 悪い意味で枯れやすい。 こういうことには何度も立ち会ってきた。 いつかは乗り換えを考えなければならない。
しかし、最新技術をあきらめさえすれば、 ウェブのおかげでそれなりにソフトウェアも情報も今ならまだ揃っている。 人柱になることもない。ある意味残念なことかもしれないが、 従来型の電子手帳としては Palm は 今でも最もバランスのとれたものだと思う。 もう 5 年も使ってきた私なら、 あと 1、2 年はこれでしのぐのも悪くないという程度かもしれないが……。
秋葉原で CLIE を買って帰る電車の中で CLIE のマニュアルを読んでいたら、 向かいの席で W-ZERO3 を使っている人がいた。私が入手した T600C は 2001年暮れのモデルだ。 これで喜ぶ自分が少し悲しい。
追記: 実際に CLIE を使ってみると、今さらながらハイレゾ 320x320 表示はかなり魅力的だ。 紙の手帳と比べた PDA の大きな欠点の一つにデータの一覧性の低さがあるが、 ハイレゾ の Palm ならそこそこの一覧性がある。 KsDatebook の月間表示と 休日定義 の色指定の組合わせなど、 カラー表示もうまく使えれば有効だ。
また T600C はサイズの小ささ、軽さもよい。 ポケットに入れて携行したい私の場合、PDA は薄くて軽い方が嬉しい。 この点 m500 (重さ 113g、厚さ 11.3mm) はかなり良かったが、 T600C (重さ 138g、厚さ 12.5mm) もまずまずのところだ。
一方、ある程度予想していたが、バッテリがもたないことは残念。 数年前のモデルの中古なのでバッテリ交換は覚悟していたが、 私の入手した CLIE はバックライトをつけた状態では 2、3 日しかバッテリがもたない。 ただ、T600C の場合、 新品でも 1 日 30 分程度の通常使用で 12 日間しか利用できないそうだ。 なおかつ、通常使用というのはバックライトを切った状態での使用らしい。うむ。 まぁいずれバッテリは交換しよう。
2006/01/14 (Sat) 22:44 | タグ: computer palm | 固定リンク
ずいぶん時間が空いてしまったけど、 少し時間に余裕ができたのでまた Miles Davis を聴き始めようと思い立つ。 次は John Coltrane、Red Garland、Paul Chambers、 Philly Joe Jones を率いたかのレギュラー・クインテットものだ。 このクインテットによる録音は、 いろいろな事情からいくつかのアルバムにばらばらに収録されているので、 まずは分かる範囲でまとめてみた。
| 1955年10月27日 | CBS で 2 曲 | 'Round About Midnight x1 |
| 1955年11月16日 | Prestige で 6 曲 | New Miles Davis Quintet x6 |
| 1956年5月11日 | Prestige で 13 曲 | Relaxin' x2, Workin' x6, Steamin' x5 |
| 1956年6月5日 | CBS で 3 曲 | 'Round About Midnight x3 |
| 1956年9月10日 | CBS で 3 曲 | 'Round About Midnight x2 |
| 1956年10月26日 | Prestige で 12 曲 | Cookin' x4, Relaxin' x3, Workin' x1, Steamin' x1 |
1956年5月11日、1956年10月26日の二日間がいわゆるマラソンセッション。 CBS に移籍したい Miles が、Prestige との間に残っているアルバム4枚分の 契約をこなすために怒涛の録音を行なった。 二日間で 25 曲の録音をしている。 これが収録されたのが Cookin'、Relaxin'、Workin'、Steamin' のいわゆる ING 四部作。 一方 CBS 第一作の 'Round About Midnight の録音には、約一年の間に三日間も使っている。 しかし、いずれも名作なのは面白い。 このころの Miles は 30歳前後。若いねぇ。 なお、ややこしいことにそれぞれのアルバムのリリースには、 商業上の理由からずいぶん長い時間がかかっている。
| 1956 年 | New Miles Davis Quintet |
| 1957 年 | Cookin' |
| 1957年3月 | 'Round About Midnight |
| 1958年3月 | Relaxin' |
| 1960年2月 | Workin' |
| 1961年9月 | Steamin' |
このうち手元にあるのは Cookin'、'Round About Midnight、Relaxin' だけど、 まぁ録音の古い順だと Relaxin' からかな。 ……とか書きながら、Relaxin' の A 面を聴いている。はぁっ、寒い。
また、そんなことしている間にたまたま見つけたけど、 The Official Miles Davis Web Site では フュージョン時代の Miles の mp3 が聴ける。なぜか切ない。 また Miles Ahead: A Miles Davis Website では いろいろなアルバムのライナーノートが読めたりする。
2005/12/20 (Tue) 03:46 | タグ: music miles | 固定リンク
手持ちの CD から iPod に転送した約 4000 曲、約 300 時間分を、二年弱かけ てようやくすべて聞けた。音楽なしには生きていけないなんてことはもうないが、 聴ければ聴くし、楽しいものだ。 また、買ったはいいけどまったく聴けていなかった無駄 CD 群から、 何枚も素敵なブツを発掘できたのは iPod の楽曲管理のおかげ。 思いつくままあげても手持ちの CD から以下のようなものを発掘できた。
まぁ、無駄遣いしていたってことだが、その無駄を省くために、iPod という無 駄遣いをしたとも言える。一連の無駄使いに一区切りがついたところで、久しぶりに ディスクユニオンにでも行ってみたくなる。かつては月に 10 枚くらいは CD なり LP なりを買っていたのに、Kraftwerk の Tour de France 以来約二年間一枚も買っ ていないのだ。(と偉そげに言うことでもないが。)
いやいや、その前に iPod に転送さえしていない一部の CD とかほとんど聴け ずじまいの LP を聴くべきか。さて何枚くらいあるのだろう。音楽を聴くのが好き なのかレコードを買うのが好きなのか、それが問題だ。あとオーディオと いう問題もあったりして……、アンプ買い換えたいなぁ。
2005/12/11 (Sun) 23:02 | タグ: music ipod | 固定リンク
かのマッカーシー上院議員と戦ったテレビ・ジャーナリストを題材にした映画。 マッカーシー上院議員の映像は当時の実際の映像を使い、 それに合わせて本編もモノクロ。日本公開は来年とのこと。 将来の予習のために、念のため見ておこうか。悲しいけど。
ウェブでトレー ラーが見られるが、 そこに In a nation terrorized by its own government とのテロップ。 そんなの当然と思うのか、やれやれと思うのか。 ともあれユーモアだけは忘れないでおこう。昔話くらいにはなるだろう。
2005/12/07 (Wed) 19:23 | タグ: misc | 固定リンク
Firefox でとあるサイトが見られなくなる。 無効な証明書のせいだとメッセージが表示される。ふむ。
無効な証明書を受信しました。 メール送信者または、サーバ管理者に次の情報を連絡してください。
あなたの証明書は、認証局によって発行された別の証明書と 同じシリアル番号を含んでいます。 ユニークなシリアル番号を持つ新しい証明書を取得してください。
そんなこと言われてもなぁである。 ということで、自力で何とかならんかと、アドホックな対応をしてみた。
これで該当サイトへのアクセスは問題なくなった。よし。 証明書の発行・更新に問題があったのかな。 まぁ……細いことはどうでもいいか。 しかし、「証明書なんて飾りです」なんて 思っているといつか痛い目に合うかも。 気を付けておこう。
2005/10/06 (Thu) 01:30 | タグ: computer firefox | 固定リンク
『ユリイカ』 最新号 (10月号) は「攻殻機動隊」特集だ。 マトリックス特集と合わせて読もう。 私のよく利用する図書館だと『ユリイカ』は最新号を含めてすべて閉架にある。 人気がないのか、別の事情か分からないが、これは面倒な反面、 まず必ず読めるということでもある。喜んでおこう。 ちなみに次号11月号の『ユリイカ』の特集は「文化系女子カタログ」。うむ。 次号11月号の『現代思想』の特集は「マルチチュード」だ。
追記: 私のよく利用する図書館でも『ユリイカ』は数ヵ月分開架で 利用できるようになっていた。 以前『ユリイカ』が開架で見つからない気がしたときがあって、 職員の方に尋ねたら閉架にありますとのことだったが、今は開架で利用できる。 しかし、事情があって最新二ヶ月分はその図書館では利用できないようだ。 最新号は別のところで読もう。
2005/09/29 (Thu) 11:12 | タグ: book | 固定リンク